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- 2018年08月01日 (水)コラム
くるみんマークってなに?①
こんにちは。HRプラス社会保険労務士法人の森田です。
皆さん「くるみんマーク」ってご存知でしょうか。くるみんマークとは次世代育成支援対策推進法に基づき「子育てサポート企業」として厚生労働大臣から認定を受けた証となります。
次世代育成支援対策とは次代を担う子どもが健やかに生まれ、かつ育成される環境の整備のために国若しくは地方自治体が講じる施策、または事業主が行う雇用環境の整備や取組のことを言います。
次世代育成支援対策推進法は次代を担う子どもを育成する環境を整備するために国、地方自治体、企業、国民の責務を明らかにし平成17年4月1日に施行されました。
この法律において企業は、従業員の多様な労働条件の整備など職業生活と家庭生活との両立が図られるようにするために、企業として子育てをサポートする計画「一般事業主行動計画」を策定することになっており、常時雇用する従業員数が101人以上の企業はこの策定した計画を都道府県労働局に届け出るとともに、一般への公表、従業員への周知が義務付けられています。(100人以下の企業は努力義務です。)
計画する内容の例としては、下記のようなのもが挙げられます。
・育児休業期間の延長
・男性の育児休業取得を促進する
・短時間勤務制度の実施
企業の次世代育成支援への自発的な取組を促すため、計画に定めた目標を達成するなど一定の基準に達した企業は、申請をすることによって厚生労働大臣の認定を受けることができます。この認定をくるみん認定と言います。
くるみん認定を受けた企業は子育てサポート企業として認定マーク(くるみんマーク)を広告、商品、求人広告などにつけ、子育てサポート企業であることをPRすることができ、平成30年3月末時点で2878社が認定を受けています。
また、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取組を実施し一定の基準を達成すると特例認定(プラチナくるみん認定)を受けることができ、平成30年3月末現在で195社が認定を受けています。
厚生労働省のホームページでは様々な企業の一般事業主行動計画を見ることができます。
厚生労働省委託事業 女性の活躍・両立支援総合サイト
両立支援のひろば
http://ryouritsu.mhlw.go.jp/
企業イメージのアップや優秀な人材の確保・定着を図るため、積極的に認定を目指されてみてはいかがでしょうか。
次回はくるみん認定を受けるための行動計画の内容などについて、詳しくお話したいと思います。
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