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2018年08月01日 (水)コラム

【年金】#1 年金の基礎知識 ~年金の概要について知ろう~

こんにちは。HRプラス社会保険労務士法人の能登です。今回は年金の紹介をしたいと思います。

■はじめに
皆さんは「年金」と聞くとどのようなものを想像しますか?「複雑でわかりづらそう」、「年を取ったらもらえるお金のこと?」、「年金は本当にもらえるの?」等、様々なことを思い浮かべると思います。
このコラムでは、年金の基礎的なことを紹介することで、皆さんの年金に対する疑問が少しでも解消され、今後の生活のお役立ちになれば幸いです。

■年金制度
年金には、国が法律に基づいて管理運営を行う公的年金として、国民年金と厚生年金があります。また、公的年金以外としては、企業年金や個人年金等があります。このコラムでは、公的年金に焦点を当てていきます。
・国民年金:日本に住む20~60歳の人が加入する年金
・厚生年金:会社員や公務員等が加入する年金
・企業年金:企業が独自に加入する年金
・個人年金:民間の保険会社等の商品で個人が任意に加入する年金 等

■年金の種類
公的年金には年を取ったらもらえるお金である老齢年金のほか、障害や遺族に対しても年金があり、この幅広い保障が公的年金の特徴となっております。ただし、これらの年金をもらうには一定の要件を満たす必要があります。要件については、改めて紹介しようと思います。老齢年金、障害年金、遺族年金は、国民年金と厚生年金で下記と呼ばれます。
国民年金:老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金
厚生年金:老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金

■年金額
年金額はH30.4時点で下記となっております。
・老齢年金:原則65歳からもらえ、老齢基礎年金は満額で779,300円/年です。
・障碍年金:障害基礎年金は障害の程度に応じて974,125円/年、779,300円/年です。
・遺族年金:遺族基礎年金は、779,300円/年です。
※付加年金や子の加算等により、年金額が変わります。
※老齢厚生年金、障害厚生年金、遺族厚生年金は、保険料を納めた期間や額に応じた金額となります。

■年金の情報
ところで、皆さんは現在どの年金制度に加入しているかご存知でしょうか。また、過去は如何しょうか。年金の加入履歴は、年金額の試算に役立つ重要な情報であり、これを知ることで今後の生活を設計しやすくなります。年金の情報を確認する方法としては、ねんきん定期便、ねんきんネット、窓口や電話による相談があります。

■ねんきん定期便
ねんきん定期便とは、公的年金を管理している日本年金機構から毎年誕生月に送付されるもので、年金の加入状況等が記載されています。節目の年齢である35歳、45歳、59歳にはこれまでの加入実績に応じた年金額等、通常のねんきん定期便よりも詳しい情報が記載されています。50歳以上では、引き続き年金制度に加入し続けた場合の年金見込額等が記載されています。

■ねんきんネット
ねんきんネットとは、24時間いつでも、パソコンやスマートフォンで年金加入記録の確認や年金見込額の試算等をすることが出来るインターネットサービスです。サービスを利用する為のユーザID取得には、基礎年金番号やメールアドレスの他、アクセスキーが必要となります。アクセスキーは、ねんきん定期便に記載されていますので、下記のURLより所定のページに進んで登録すると、メールアドレスにユーザIDが届きます。アクセスキーがわからない場合は、所定のページに進んで登録すると、郵送でおよそ5日後にユーザIDが届きます。すぐに年金情報が確認出来るようユーザIDを取得しておくと良いでしょう。
・ねんきんネットURL:https://www.nenkin.go.jp/n_net/

■窓口や電話相談
ねんきん定期便を見てもよくわからない、パソコンやスマートフォンはちょっと苦手という方は、窓口や電話相談を利用しましょう。
・窓口:年金事務所、街角の年金相談センター、市区町村の国民年金課(自営業者等の国民年金第1号被保険者の相談)
・電話:ねんきんダイヤル(年金相談の問合せ)、来訪相談予約受付専用電話、ねんきん定期便やねんきんネット等専用ダイヤル、ねんきん加入者ダイヤル(年金の加入に関する問合せ)
電話番号参照URL:http://www.nenkin.go.jp/section/tel/index.html

■まとめ
今回は、公的年金の簡単な概要とご自身の年金状況を知る方法について紹介しました。年金には複雑な面もありますが、今回紹介した内容が年金を理解するきっかけとなれば良いと思います。

 

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