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2018年12月03日 (月)コラム

くるみん認定を受けるには

こんにちは。HRプラス社会保険労務士法人の森田です。前回くるみんマークについて制度の概要をお話いたしましたが、今回も引き続き、くるみん認定についてお話したいと思います。

企業がくるみん認定を受けるためのステップは以下のとおりです。

(1)自社の現状や労働者のニーズを把握しましょう 

行動計画が企業の実情に沿った内容になるよう、仕事と子育ての両立に当たって障害となっている事項や、労働者のニーズを把握する。

<過去数年を遡り、調べてみる>

・妊娠出産を機に退職する労働者がどれくらいいるか

・子育て中の労働者がどれくらいいるか

・平均してどれくらい残業しているか

など

<労働者のニーズも把握する>

・現在の支援制度に対する満足度

・仕事と子育ての両立で苦労している点

・労働時間の短縮や年次有給休暇の取得の希望

など

(2)(1)を踏まえて行動計画を策定しましょう

□課題が見えてきたら、各課題に優先順位をつけていきます。雇用環境の改善にはある程度時間がかかりますので、事業主など経営層の判断も仰ぎながら優先順位をつけることも必要です。

□自社の実情を踏まえて、計画期間を決める。

□目標を決める。

子育て支援のための行動計画としてふさわしい目標を決定します。行動計画指針の「六 一般事業主行動計画の内容に関する事項」を参考にすると

・妊娠中および出産後の労働者の健康管理や相談窓口の設置

・「パパ・ママ育休プラス」の制度や専業主婦の夫でも育児休業を取得できることについての周知など、男性の育児休業取得を促進するための措置の実施

・ノー残業デーの導入・拡充や企業内の意識啓発などによる所定外労働の削減

目標は可能な限り定量的な数値目標にしましょう。例えば○○年までに男性の育休取得率を○○%にするなど

□目標を達成するための対策とその実施時期を決める

行動計画の例:

厚生労働省委託事業 女性の活躍・両立支援総合サイト

両立支援のひろば

http://ryouritsu.mhlw.go.jp/hiroba/manual.php

(3)行動計画を公表して、労働者に周知しましょう

□行動計画を策定したら、策定の日からおおむね3か月以内に自社のホームページなどに掲載して一般へ公表します。

□策定の日からおおむね3か月以内に、その計画を労働者にも周知します。周知の方法は労働者への配布、電子メールの送付、企業内ネットワークへの掲載などがあります。

□認定を申請するためには、計画を公表した日がわかるように、自社のホームページで公表した日がわかる画面の印刷や、労働者へ周知した日がわかる書類などが必要です。

(4)行動計画を策定した旨を都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へ届け出ましょう

行動計画を策定したら、策定の日からおおむね3か月以内に「一般事業主行動計画策定・変更届」(様式第一号)を郵送、持参、電子申請のいずれかにより、都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へ届け出ます。

(5)行動計画を実施しましょう

行動計画に掲げた対策を実施し、目標を達成するために取り組みます。

 

以上のように、5つのステップでくるみんの取得を目指します。

行動計画の策定にはまずは自社の現状課題を把握することが重要かと思います。労働者にアンケートを取るなどして、まずは自社の労働者のニーズを聞き取りすることから始めてみるのはいかがでしょうか?

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