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2020年03月19日 (木)コラム

雇用保険ってなに?15 ~就業促進手当~

こんにちは、HRプラス社会保険労務士法人の小髙美希です。
今回の「雇用保険ってそもそもなに?」シリーズは、就職促進給付の中から就職促進手当のひとつ、就業手当についてご紹介します。

◇前回までのおさらい 詳しくはこれまでのコラムをご参照ください!
・雇用保険の給付には大きくわけて4つの種類があります。
① 求職者給付
② 就職促進給付
③ 教育訓練給付
④ 雇用継続給付
・②の就職促進給付には3つの手当があります。
1. 就業促進手当
2. 移転費
3. 求職活動支援費
・1.の就業促進手当はさらに4つの手当に分けられます。
(1) 再就職手当
(2) 就業促進定着手当
(3) 就業手当
(4) 常用就職支度手当
前回は就業促進定着手当についてご紹介しました。

◇就業手当ってなに?
就業手当とは、基本手当の受給資格がある方がパート、アルバイトのように非正規で臨時的に就業した場合に支給される手当です。
再就職手当に似ていますが、再就職手当は1年を超えて勤務することが確実であることが要件のひとつになっているのに対し、就業手当は1年未満の雇用期間であることが要件です。どちらも早期の再就職を促すために設けられた手当になります。

◇就業手当の受給要件は?
就業手当を受給するためには、下記の3つ要件をすべて満たす必要があります。
①雇用期間が1年未満であること。
②基本手当の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上残っており、かつ45日以上であること。
③基本手当受給手続き後、7日間の待期期間満了後に就職、または事業を開始したこと。
④離職した前の事業所に再び就職したものでないこと。また、離職した前の事業所と資本・資金・人事・取引面で密接な関わり合いがない事業所に就職したこと。
⑤給付制限期間がある人(自己都合退職者)は、求職の申込みをしてから待期期間満了後1ヶ月の期間内はハローワークまたは職業紹介事業者の紹介によって就職したものであること。

◇就業手当はいくらもらえるの?
就業手当の計算式は以下のとおりです。
基本手当日額×就業日数×30%

◇就業手当をもらうためには?
就業手当の申請は、ハローワークで4週間に一度行われる失業認定の日に行います。(基本手当の代わりに就業手当の手続きを行います。)以下の書類が必要です。
・就業手当支給申請書
・就業の事実を証明できる書面
・雇用保険受給資格者証

今回は、就職促進給付の中から、就業促進手当のひとつ、就業手当についてご紹介しました。次回は「常用就職支度手当」について細かく見ていきたいと思います。

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